【レポート】全国フォーラム2019を開催しました

2019年3月16日(土)、国立オリンピック記念青少年総合センター国際会議室を会場として、高校生天体観測ネットワーク(以下、Astro-HS)の全国フォーラムが開催されました。翌日の3月17日(日)に法政大学小金井キャンパスで日本天文学会ジュニアセッションが開催されるのに合わせての開催です。
今年は、生徒90名(うちタイNARIT 6名)、顧問・スタッフ29名(うちNARIT 11名)と16グループからの出席がありました。全体の進行はAstro-HSのOB、佐々木孝啓さんが務めました。

プログラム

開会行事
火星観測会報告
学校間交流行事(1分間スピーチ)
休憩
グループワーク(来年度のテーマについて)
閉会行事

火星観測会報告

渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の鈴木文二さんより記録的な大観望会となったイオンモール幕張・豊浜公園での火星観望会の報告がありました。2日間で5,000人を超える参加者のあった大観望会の企画には想像を越える苦労がありました。まずは場所の確保です。幕張をくまなく歩いて様々な公園等に交渉をした結果、アスファルトはシーイング悪化の要因となるので、砂地で1万人のキャパが確保でき、民間であるイオンの管理となっている豊浜公園に会場を決定したそうです。次に幕張に関連のある企業をはじめ,天文機材,出版などの企業および学会・研究会との共催・後援・協賛を依頼するなど準備に東奔西走した様子が報告されました。イオンモール内でも様々な人を呼びイベントを企画、悪天候の備えにも抜かりはありません。観望会のトラブルがないように、お急ぎ観望エリアとゆったり観望エリアを設け、さらにモール内の大型ディスプレイに惑星の姿をリアルタイム配信し、会場の混乱を回避する策を考えました。
こうして用意された望遠鏡は2日間で延べ130台、スタッフは400名,そして参加者は5000名を越えたそうです。天候にも恵まれ観望会は何のトラブルもなく、大成功を収めました。火星観測会報告

1分間スピーチ

今年も学校間交流行事として実施しました。活動報告の定番、1分間スピーチです。進行は國學院栃木高校天文部OG 柴田優帆さんです。順番は前のグループが次のグループを指名していきます。各校の普段の活動の様子や使用機材などを知ることができました。もちろんタイNARITの高校生観測チームにも英語でスピーチしてもらいました。また、お菓子を撒いたり配ったりするグループもありました。

NARITのみなさんのスピーチ

NARITのみなさんのスピーチ

1分間スピーチ

グループワーク

各グループをシャッフルし、10班に編成しました。各班でAstro-HSに何を期待しているのか、来年度のテーマとしてどういった活動をしたいのかを話し合ってもらい、模造紙にまとめてもらいました。そして、各班全員で前に出て、1分で発表をしてもらいました。高校生の観測に向かう姿勢、Astro-HSに対する期待の高さが伝わってきました。

グループワークの様子

グループワーク発表

また来年も全国フォーラムでお会いしましょう。

(文責:一宮高校 高村裕三朗)